昼食後に眠くなる原因3つ
①体内時計
まず、私たちの身体は昼行性です。起床してから明るい内に脳が覚醒するよう体内時計のリズムが組み込まれています。しかし、ずっと強い脳波で覚醒しているわけではありません。自然な脳波のな波によって絶妙なバランスを保っているのです。
その一時的な低下がちょうど昼食後の14時頃!昼食後に眠くなるのは、脳波がちょうど低下した時間帯だからです。
原因②単品食べをしている
2つ目の原因は、身体の血糖値が急激に上昇しているからです。”時間がないから”といって、「パスタ」「うどん」「丼ぶり」「おにぎり」など、単品食べをしていませんか?
ランチで見かけるこれらの単品メニューは空腹時に食べると血糖値が急激に上昇し脳がオフモードに切り替わってしまいます。ただでさえ少ない覚醒の脳波がさらに少なくなって、眠くなるのです。
原因③お腹いっぱいまで食べる
満腹まで食事を摂ることも眠くなる原因の一つ。狩りをする動物を思い浮かべてください。空腹時に餌を探し求める動物たちは獲物を捕らえるために神経を集中させ、活発に動き回ります。反対に、満腹であれば狩りをする必要がないので脳も身体もオフモード。眠くなっても生きていけるからですね。
つまり、空腹時には脳が覚醒する満腹時には脳の覚醒が低下する。これは本能レベルで決まっているのです!
午後の眠気を回避するランチのポイント3つ!
①GI値の低い主食を選ぶ
昼食後に眠くならないためには主食の選び方がとっても重要!主食は、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるGI値の低い食べ物を選んでください。
GI値の低い主食とは、わかりやすく言うと「精製されていないもの」です。
・白米<玄米、雑穀米
・うどん<そば
・食パン<ライ麦パン
etc..
”白いものより黒いもの”というイメージを持つと分かりやすいですね。
②一口目に主食を食べない
また、空腹時に突然主食を食べないこともポイント!
(単品メニューがNGと前述したのはこのためです)定食であれば味噌汁やおかず、漬物などから。洋食であればサラダやスープ、フルーツから。これも血糖値を上げないポイントです。
③腹八分目でやめる
満腹感を感じると脳や体がオフモードになります。午後も高いパフォーマンスを保つためには、ランチは腹八分目と感じるところでストップ!脳は食べ始めて20分後から満腹感を感じるので、早食いの方は腹八分目でも満腹度を超えている可能性さえあります。
ランチはゆっくり食べる。時間がないなら、ちょっと物足りないかな?くらいでやめる。これが大きなポイントです!
まとめ
高いパフォーマンスには食事が重要!身体は食べたもの出来ています。
仕事や学業で高いパフォーマンスを保つためには、何を、どう食べるか?がとっても大切。
ランチ後の眠気に困っているという方はぜひ3つのポイントを意識してみてくださいね。