「砂糖中毒症」とは?
砂糖にも依存性がある?!
「砂糖中毒症」とは、別名「砂糖依存症」とも呼ばれ、ずばり「砂糖を食べないと何らかの禁断症状が出てしまう」状態を意味しています。
タバコ(ニコチン)や麻薬などに依存性があることは皆さんもご存知だと思いますが、砂糖にも同様の依存性があるなんて驚いた方もいるのでは?
しかし、最近では食後のデザートが癖になっている方だけでなく、食事の代わりとしてでもスイーツを食べたいと思っている方が急増中。これは間違いなく「砂糖中毒症」の証です。このままでは肥満になるどころか、必要な栄養が取れずに健康を損ねてしまう可能性もあります。
「砂糖中毒性」のチェック方法!
“もしかしたら私も砂糖中毒症では?”と不安になった方は、まずは「一日を砂糖なしで過ごせるかどうか」考えてみてください。
この質問に、迷いなくyes!と答えられた方は大丈夫!しかし反対に、「一日中一度も砂糖を摂らないなんて」と考えてしまったと思った方は要注意!もしかしたら、すでに砂糖中毒症に陥っている可能性があります。
ちなみに、ここでいう「砂糖」とは、ただ単に調味料としての白砂糖だけではありません!白砂糖が含まれるのは、ケーキやチョコレート、アイスクリームなどのスイーツはもちろん、ジュースや清涼飲料、キャンディーなどにもたっぷりと含まれています。これらを全て摂取せずに、一日を過ごすことができますか?
「それは難しいかも」と迷われた方は、もしかして砂糖中毒症一歩手前かもしれません!
砂糖中毒症の症状
砂糖中毒症になると、次のような症状が現れます。皆さんにも当てはまる症状はありませんか?
①低血糖によるイライラ
砂糖中毒症の症状としてまずあげられるのが、「イライラしやすい」、「憂鬱感を感じやすい」といった精神不安です。私たちの体は砂糖を摂取すると、脳からドーパミンやセロトニンという神経伝達物質を分泌して一時的に脳を覚醒させます(甘いものを食べると幸せな気持ちになるのはこれが理由です)。
しかし、ほぼ同時に血糖値は急上昇し、今度はこの血糖値を下げようと脳から大量のインシュリンが分泌されます。これが、精神不安を引き起こす低血糖の原因!
低血糖はメンタル面だけでなく頭痛や貧血、空腹感や疲労感なども併発し、食べても食べても満たされない悪循環にはまってしまうのです。
②老化現象や病気の原因にも?
過剰な白砂糖の摂取は老化現象の原因にもなると言われています。
私たちの体は、砂糖を摂取すると細胞の「糖化」=「老化」が始まり、肌のくすみやシミ、シワの原因を作り出します。特にくすみは顕著で、砂糖中毒症の方は肌が黄ぐすみしていることが多いのも特長。砂糖の摂取を数週間控えるだけで、肌が劇的にキレイになったり細胞が若返ったというデータもあります。
さらに、砂糖は血行不良を招いて冷え性を悪化させたり、子宮の働きを阻害して婦人科系の病気を引き起こしやすくなるとも言われています。
砂糖中毒症から脱するには?
代替え品を見つけよう!
砂糖中毒症の原因は、言うまでもなく白砂糖の過剰摂取!しかし、タバコや薬物のように依存性のある砂糖は、「やめよう」という意志だけではなかなかやめられないのが現状です。
そこでオススメしたいのが、白砂糖の代替え品を見つけること!初めから「甘いものを一切食べない」というと継続が困難になりますが、別の甘味を摂取することで徐々に身体を慣れさせていけば良いのです♪
まずは自宅の調味料を「白砂糖」から「黒砂糖」や「きび砂糖」、「甜菜糖」に変えてみましょう!また、蜂蜜やメープルシロップなど天然の甘味料を選ぶのもオススメ。これらは白砂糖に比べて身体への負担も少ないため、砂糖中毒症から抜け出せるだけなくダイエットにも効果的です♡
選ぶときのポイントは?
白砂糖の代替え品を選ぶとき、注意すべきは「添加物」や「人工甘味料」が使われていないかどうか!これらが含まれた甘味料は脳を麻痺させ、砂糖中毒症から抜けづらくなってしまうのでくれぐれも気をつけてください。
砂糖中毒症の方にオススメのマヌカハニーも要チェック♡
まとめ
いくら甘いものを食べて幸せな気持ちになっても、太ったり肌荒れしたり、ましてや健康を損なってしまって本末転倒です。健康的で美しい身体を保つためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。